5止マルディシオン ができること
5止マルディシオンを使ってわかった出来ることをまとめる。
5止マルディシオンとは
5止とは、IGOBするデッキと戦う時にリソースを5で止め、相手がIGOBすることをルール上不可能にした状態で戦うことを指す。5止でも戦えるが、リソースが多いほど強い動きができる。トーチャーズLv.3と相手の手札0枚を中間目標にし、『目覚めの百合人形リーリエ』で空にした相手のPSを殴ってライフを取り切るデッキが5止マルディシオン。
5止するまで
リソース5で何ができるんだよ?と思うが、まずはそこまでの道筋について。
①ターン目
3コスト以下登場(アッパー優先)
②ターン目
以下に挙げる方法(一例)でチャージにコスト5以上を置く。私は上から2つを採用した。この動きが出来る手札がマリガン基準。5コストウェイカートーチャーズがない今、これが出来ないと高確率で敗北する。
- 『幽鬼ダークスカー』
- 『チェックメイト!レッドクイーン』
- 『逃走の魔人フージョ』
- 『嘆きの魔人マエロル』
- 『デスブリンガー・スラッシュ』(不確定)
③ターン目
5コストウェイカーをプレイする。
- 『冥土三姫 火刑人形スティカ』
- 『黒剣八魂 滅醒斬剣マルディシオン』
返しのターンで致命傷を受けなそうなら、『冥土三姫 火刑人形スティカ』で相手の手札を奪い、チャージをもらってIGによってトラッシュを肥やす。
『黒剣八魂 邪剣解放マルディシオン』がPSに残っていても上から踏み潰してPSに登場させること。『黒剣八魂 邪剣解放マルディシオン』は『黒剣八魂 滅醒斬剣マルディシオン』経由でチャージに送ることが出来る(後述)。
③ターン目で相手の手札は先行なら4枚、後攻なら2枚。これをリソース5枚のまま0にすることを目指す。
5止めして出来ること
理想ケース
- チャージ
4枚(『黒剣八魂 邪剣解放マルディシオン』含)
- トラッシュ
『黒剣八魂 夏海独釣マルディシオン』
『饗宴への誘い 黒剣八魂マルディシオン』
『目覚めの百合人形リーリエ』
- 手札
『目覚めの百合人形リーリエ』
『踏み荒らすデヴァステート』×2
[マルディシオン]を含むカード×2
- Lv
トーチャーズLv.3
- 相手の手札
3枚以下
- 自PS
空き
- イグニッション3回で『黒剣八魂 斬天闇剣マルディシオン』『灼熱バーベキュー スティカ』合計2ヒット。→両方攻撃し、相手の手札1枚
- 『黒剣八魂 邪剣解放マルディシオン』効果で[マルディシオン]を捨てて『饗宴への誘い 黒剣八魂マルディシオン』を回収。→効果で相手の手札0枚
- 『目覚めの百合人形リーリエ』効果登場で相手のPS破壊。
- 『踏み荒らすデヴァステート』効果でスクエアのトーチャーズ3体破壊しPS以外に登場で相手のPS横を破壊し、攻撃でもう1面突破。
- 『黒剣八魂 夏海独釣マルディシオン』効果で『黒剣八魂 邪剣解放マルディシオン』と入れ替え。(ここまで0コスト)
- 『黒剣八魂 滅醒斬剣マルディシオン』をプレイし、『目覚めの百合人形リーリエ』を回収し『黒剣八魂 邪剣解放マルディシオン』 を登場。(5コスト)→空のPSを攻撃。VB以外なら『目覚めの百合人形リーリエ』効果登場で相手のPS破壊。攻撃が終わったら『踏み荒らすデヴァステート』効果でスクエアのトーチャーズ3体(『黒剣八魂 邪剣解放マルディシオン』含む)破壊しPSに登場。
- 『黒剣八魂 邪剣解放マルディシオン』効果で[マルディシオン]を捨てて『目覚めの百合人形リーリエ』か『踏み荒らすデヴァステート』を回収。
- チャージ4枚(『黒剣八魂 邪剣解放マルディシオン』含)でターン終了。
最終的には条件に挙げたトーチャーズLv.3が必要になる。ウェイカーアッパーが8枚しかないが、IGを多用すること、毎ターンウェイカーをプレイすること、『黒剣八魂 滅醒斬剣マルディシオン』から登場させることができること、Lvに関係なく相手の手札を捨てさせる方法があるため、相手の手札が無くなる頃には達成している。
5止で動く際に核となるのが以下のゼクス。
- 『黒剣八魂 邪剣解放マルディシオン』
- 『黒剣八魂 滅醒斬剣マルディシオン』
この2種類のゼクスはトラッシュから(ほぼ)好きなゼクスを回収することができる。回収対象は以下の中からこのターンに必要なゼクスを手札と相談して決める。
回収対象
- 『踏み荒らすデヴァステート』
自壊してスクエアを空けたり、自PSを固める。
- 『目覚めの百合人形リーリエ』
相手PSを空にして殴るためのパーツ。
- 『饗宴への誘い 黒剣八魂マルディシオン』
相手の手札を1枚捨てさせるか、NSのコスト6以下の相手ゼクスを破壊することができる。
[マルディシオン]を含むゼクス
『黒剣八魂 邪剣解放マルディシオン』効果のコスト確保。
トラッシュに『黒剣八魂 夏海独釣マルディシオン』がいて、スクエアに[トーチャーズ]が1体いれば、以下の動きができる。
- 『黒剣八魂 邪剣解放マルディシオン』効果★
- 『黒剣八魂 夏海独釣マルディシオン』効果で『黒剣八魂 邪剣解放マルディシオン』と入れ替え
- 『黒剣八魂 滅醒斬剣マルディシオン』効果★で『黒剣八魂 邪剣解放マルディシオン』登場
- 『踏み荒らすデヴァステート』効果で『黒剣八魂 邪剣解放マルディシオン』含む[トーチャーズ]3体破壊
- 『黒剣八魂 邪剣解放マルディシオン』効果★
★印箇所でトラッシュからゼクスを回収することができる。
チャージに『黒剣八魂 邪剣解放マルディシオン』がない状態からでも、3からスタートすることで『黒剣八魂 邪剣解放マルディシオン』をチャージに置くことができるため、『黒剣八魂 邪剣解放マルディシオン』はトラッシュにあれば問題ない。
『踏み荒らすデヴァステート』はリソース制限が無いため、スクエアに[トーチャーズ]が3体いれば③ターン目リソース5でPSに登場させることもでき、パワーが11000なので単騎突破は難しくライフ防御力は高め。
『踏み荒らすデヴァステート』効果でチャージを蓄えてターンを渡すことができ、相手の妨害が入らなければ複数回イグニッションを行うことができる。
『踏み荒らすデヴァステート』と『目覚めの百合人形リーリエ』にはターン制限がないため、条件さえ満たせば何度でも効果で登場させることができる。
『目覚めの百合人形リーリエ』を『踏み荒らすデヴァステート』効果で破壊したり、『踏み荒らすデヴァステート』をPSに登場させているため、容易にチャージにコスト5以上を確保することができる。これにより、『黒剣八魂 滅醒斬剣マルディシオン』が無くならない限り(最大4回)同じ動きを繰り返すことができる。
問題
5止マルディシオンはコンボデッキなので、パーツが見えなければ動けないという問題はあるが、それはコンボデッキの宿命なのでおいておく。それとは別に1つ問題がある。
それは、『踏み荒らすデヴァステート』を絡めた動きで書いた以下の条件。
スクエアに[トーチャーズ]が1体いれば
『黒剣八魂 滅醒斬剣マルディシオン』で5コスト使って用意できる[トーチャーズ]は2体。『踏み荒らすデヴァステート』の効果に必要な[トーチャーズ]は3体。相手の手札が0枚なら『目覚めの百合人形リーリエ』を0コストで登場させることができるため3体確保することができる。それ以外の場合、基本的にIGを当てるしかない。IG帯を[トーチャーズ]で揃えることで、IGが当たるほど強い動きをすることができる。
IGが当たれば。
なお、IGが当たらない人向けのゼクスも存在する。
- 『塗りたくるスカフィーズ』
相手の手札を[トーチャーズ]の効果で捨てていればトラッシュから0コストで登場することができる。
IGが当たらない私は現在、冒頭のレシピに『塗りたくるスカフィーズ』を加えた。