シャルラハロートとモルガナイトスピア
8コスト11000
B27で突如現れた条件を満たしていれば低コストで登場させることのできる大型ゼクス。
その中でも以下の2種類に注目した。
『緋の爆炎シャルラハロート』
IGOBを一撃で倒し、IGOBに一撃で倒されない11000というパワー。IGOB対策に使われる『正義の黄昏』をすり抜けるコスト8というサイズ。
『優美なる狩猟者モルガナイトスピア』
相手のPSをも溶かすことのできるスクエア11000バーン。その代償は大きいが、IGOBの登場により絶界の価値が薄れた今だからこそ詰めの一手として有効と考える。
これらのゼクスは相手のリソースが5枚以上なら効果で登場させることができる。最速で登場させれば相手はリソース6で8コスト11000を処理しなければならない。2体並べたら相手に与えるプレッシャーは大きい。
これだ。
しかし、効果でこれらのゼクスを登場させるためにデッキには以下の動きができることが求められる。
- 『緋の爆炎シャルラハロート』をうまく使うための動き
コストとなるゼクスを用意するために低コストでゼクスを踏み倒すことができる。
『緋の爆炎シャルラハロート』をトラッシュに送ることができる。
- 『優美なる狩猟者モルガナイトスピア』をうまく使うための動き
『優美なる狩猟者モルガナイトスピア』を除外することができる。
『緋の爆炎シャルラハロート』と『優美なる狩猟者モルガナイトスピア』をうまく使うための動きができるデッキが作れれば、IGOBもシステムゼクスも怖くないと考え、たどり着いたのが以下のデッキ。
出雲ディンギル
ディンギルに『緋の爆炎シャルラハロート』と『優美なる狩猟者モルガナイトスピア』を入れたのではない。
『緋の爆炎シャルラハロート』と『優美なる狩猟者モルガナイトスピア』をうまく使えるデッキがディンギルだったのだ。
出雲ディンギルにおける前述の「うまく使うための動き」について記す。
- 『緋の爆炎シャルラハロート』をうまく使うための動き
低コストでゼクスを踏み倒す
『緋の爆炎シャルラハロート』をトラッシュに送る
- 『優美なる狩猟者モルガナイトスピア』をうまく使うための動き
『優美なる狩猟者モルガナイトスピア』を除外する
『優美なる狩猟者モルガナイトスピア』で手札がなくなっても、あらかじめ登場させておいた『義姉を探す流星スダルシャナ』を『緋の爆炎シャルラハロート』のコストで破壊することで手札を獲得することも可能。『支配する金狼ヤシギ』を登場させておけば、手札がなくてもゼクスを展開させることができる。
デッキの指針
必要なのはディンギルLev.3。
リソース5での達成を目指す。
以下の方法で4コストアッパーを登場させれば正規の4コスト以下でレベルアップ出来ることを意識して3ターン目までの道筋を立てる。
- 2コスト、『月華の女神セレネ』(要相手リソース4枚)
- 3コスト、『猛撃の勇角エイクスニール』(要ディンギルLev.2)
リソース6時に赤×4~5+青×1~2が理想の配分。
- 『支配する金狼ヤシギ』の能力2回分の2コスト
- 『月華の女神セレネ』と『咬断機械グレイヴバイト』を合計2回プレイ用の4コスト
詳細な回し方はディンギル専門家ではないので割愛するが、ディンギルの通常の動きに加え、仕事を終えた『咬断機械グレイヴバイト』の3000打点を『緋の爆炎シャルラハロート』の11000打点に変換でき、『優美なる狩猟者モルガナイトスピア』で『正義の瑞獣カイチ』や『滅天竜ラストゼオレム』や『象突猛将ハンニバル』等を攻撃せずに倒すことができる。
デッキ履歴
Ver.1
ひな型として、3積×3。
Ver.2
『優美なる狩猟者モルガナイトスピア』3→2
『咬断機械グレイヴバイト』3→4
『封印の魔人シジールマ』4→2
『月華の女神セレネ』0→2
『迷宮の主ミノタウロス』→『鍛錬鍛冶フォージ』
『厳門の『苛烈』イガリマ』3→2
『禊の覚醒剣アメノムラクモ』0→1
『咬断機械グレイヴバイト』増量。
『正義の瑞獣カイチ』対策にStを変更し、『禊の覚醒剣アメノムラクモ』採用。
『月華の女神セレネ』を入れる枠探しが始まる。
Ver.3
『優美なる狩猟者モルガナイトスピア』2→0
『無欠の純硬ダイヤウルフ』0→2
『封印の魔人シジールマ』2→0
『月華の女神セレネ』2→4
『月華の女神セレネ』×4と4コストアッパー増量でレベルアップが安定するか確かめた。
Ver.4
『無欠の純硬ダイヤウルフ』2→0
『優美なる狩猟者モルガナイトスピア』0→2
『封印の魔人シジールマ』0→2
『隠者の緋石ジンカイトハーミット』4→2
CSにライフ減量した女神を持ち込み0-4したトラウマを乗り越え、ライフ減量を確かめた。