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考え事

ゲートカードとデッキ枚数の関係

ゲートカード

「異界探訪編」から[ゲートカード]が新たに追加されます。

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今回は「ゲート」のルール①によってメインデッキを48枚の状態から試合を開始できる点について考えてみます。

 

メインデッキ49枚と48枚の差

イグニッション成功率について

デッキ内のIGアイコンの枚数を考えた時、『20/49』と『20/48』では『20/48』の方がイグニッション成功率が高くなりそうですね。では、どれほど差が出るのでしょうか。

イグニッションなので、以下のターンを起点とします。

  • 先1ターンにチャージをもらった後1ターン開始時
  • 後1ターンにチャージをもらった先2ターン開始時

イグニッション前にIGアイコンが見えている枚数の確率

起点以降、デッキからX枚目を捲る時(X-1枚捲り済)に(裏向きのライフ含む)既に見えているIGアイコンがY枚ある確率を表にしました。

  • 縦軸)裏向きのライフを含む既に見えたIGの枚数Y
  • 横軸)起点以降、デッキからX枚目を捲る前の状態

デッキ49枚

手札2枚+ライフ4枚+リソース2枚+ドロー2枚とスタートカードを除いた37枚の山札に対する確率

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デッキ48枚

手札2枚+ライフ4枚+リソース2枚+ドロー2枚とスタートカードとゲートカードを除いた36枚の山札に対する確率
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イグニッション成功率

起点以降、デッキからX枚目を捲る時に(裏向きのライフ含む)既に見えているIGアイコンがY枚ある場合のイグニッション成功率を表にしました。

  • 縦軸)裏向きのライフを含む既に見えたIGの枚数Y
  • 横軸)起点以降、デッキから捲った枚数X枚目

デッキ49枚

手札2枚+ライフ4枚+リソース2枚+ドロー2枚とスタートカードを除いた37枚の山札に対する確率f:id:KmenchiK:20200212194429j:image

デッキ48枚

手札2枚+ライフ4枚+リソース2枚+ドロー2枚とスタートカードとゲートカードを除いた36枚の山札に対する確率

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デッキ49枚と48枚の差(48枚成功率-49枚成功率)f:id:KmenchiK:20200212194747j:image

1枚の山札枚数差が影響するイグニッション成功率の差は0.1%~2.6%であることがわかります。

何枚見えているかによって差にばらつきがあるので、成功率の期待値(イグニッション1回あたりの成功率)を求めます。

期待値=デッキを捲った枚数ごとの「イグニッション前にIGアイコンが見えている枚数の確率」×「イグニッション成功率」の和

デッキ49枚

期待値は40.82%
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デッキ48枚

期待値は41.76%
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1枚の山札枚数差によるイグニッション成功率の差は0.94%となりました。

 

4積のカードが見える確率について

メインデッキを1枚減らすことでイグニッション成功率が上がることがわかりました。デッキに4枚採用しているカードも見つかりやすくなっているのではないでしょうか。

カードを探すので、以下のターンを起点とします。

  • 後1ターン開始時のドロー
  • 先2ターン開始時のドロー

ドロー前に4積のカードが見えている枚数の確率

起点以降、デッキからX枚目を見る時(X-1枚見えている)に(裏向きのライフ含む)既に見えているカードがY枚ある確率を表にしました。

  • 縦軸)裏向きのライフを含む既に見えたIGの枚数Y
  • 横軸)起点以降、デッキからX枚目を見る前の状態

デッキ49枚

手札2枚+ライフ4枚+リソース2枚+ドロー2枚とスタートカードを除いた37枚の山札に対する確率

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デッキ48枚

手札2枚+ライフ4枚+リソース2枚+ドロー2枚とスタートカードとゲートカードを除いた36枚の山札に対する確率f:id:KmenchiK:20200212221001j:image

4積のカード発見率

起点以降、デッキからX枚目を見る時に(裏向きのライフ含む)既に見えているカードがY枚ある場合のカード発見率を表にしました。

  • 縦軸)裏向きのライフを含む既に見えたIGの枚数Y
  • 横軸)起点以降、デッキから見た枚数X枚目

デッキ49枚

手札2枚+ライフ4枚+リソース2枚+ドロー2枚とスタートカードを除いた37枚の山札に対する確率f:id:KmenchiK:20200212221441j:image

デッキ48枚

手札2枚+ライフ4枚+リソース2枚+ドロー2枚とスタートカードとゲートカードを除いた36枚の山札に対する確率f:id:KmenchiK:20200212221517j:image

デッキ49枚と48枚の差(48枚発見率-49枚発見率)f:id:KmenchiK:20200212221615j:image

1枚の山札枚数差が影響するカード発見率の差は0.1%~0.5%であることがわかります。

何枚見えているかによって差にばらつきがあるので、発見率の期待値(デッキを1枚掘るごとに発見できる確率)を求めます。

期待値=デッキから見た枚数ごとの「ドロー前に4積のカードが見えている枚数の確率」×「4積のカード発見率」の和

デッキ49枚

期待値は8.16%f:id:KmenchiK:20200212221858j:image

デッキ48枚

期待値は8.33%f:id:KmenchiK:20200212221910j:image

1枚の山札枚数差による4積のカード発見率の差は0.17%となりました。

 

1積のカードが見える確率について

ゲートカードを採用せず、代わりに1枚のカードを採用した場合にそのカードが見つかる確率について考えてみます。

カードを探すので、以下のターンを起点とします。

  • 後1ターン開始時のドロー
  • 先2ターン開始時のドロー

ドロー前に1積のカードが見えている枚数の確率

起点以降、デッキからX枚目を見る時(X-1枚見えている)に(裏向きのライフ含む)既に見えているカードがY枚ある確率を表にしました。

  • 縦軸)裏向きのライフを含む既に見えたIGの枚数Y
  • 横軸)起点以降、デッキからX枚目を見る前の状態

デッキ49枚

手札2枚+ライフ4枚+リソース2枚+ドロー2枚とスタートカードを除いた37枚の山札に対する確率

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1積のカード発見率

起点以降、デッキからX枚目を見る時に(裏向きのライフ含む)既に見えているカードがY枚ある場合のカード発見率を表にしました。

  • 縦軸)裏向きのライフを含む既に見えたIGの枚数Y
  • 横軸)起点以降、デッキから見た枚数X枚目

デッキ49枚

手札2枚+ライフ4枚+リソース2枚+ドロー2枚とスタートカードを除いた37枚の山札に対する確率

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発見率の期待値(デッキを1枚掘るごとに発見できる確率)を求めます。

期待値=デッキから見た枚数ごとの「ドロー前に1積のカードが見えている枚数の確率」×「1積のカード発見率」の和

デッキ49枚

期待値は2.04%

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まとめ

ゲートカードを採用すると、イグニッション成功率は0.94%(期待値)上昇します。

ゲートカードを採用すると、4積のカード1種について発見率は0.17%(期待値)上昇します。

ゲートカードの代わりにカードを1枚採用すると、デッキを1枚掘るごとにそのカードが見つかる確率は2.04%(期待値)あります。