電影と女神
電影
1112 電影
1112.1 電影能力は、この能力を持つカードを手札からスクエアに登場させる起動能力です。
1112.2 「電影[数値]」は「 手札スクエアにあるあなたのコスト[数値]以上のリブートのゼクスを1枚手札に戻す。 このカードをリブートでそのゼクスがあったゼクスのないスクエアに登場させる。ターン終了時まで、あなたは“ 電影”をプレイできない。」 を意味します。
1112.3 電影能力をプレイしたターン、そのプレイヤーは電影の持つ数値に関わらず電影能力をプレイできなくなります。
- 『ミラージュシャドウ ベラトリクス』
電影4能力を持ったゼクスで、カードの能力で登場すると手札を1枚増やせます。
今回は『ミラージュシャドウ ベラトリクス』で女神の優秀な4コストを再利用してみます。
女神デッキ
女神デッキは赤単で作られる事が多いデッキです。『烈日の猫女神バステト』→『女神の休息アルテミス』+『水辺の癒しナイチンゲール』の動きが強く、『女神の休息アルテミス』がリソースに赤単色を要求しているためです。
一方、必要パーツを手札に抱える必要があるため、早いターンから安定して最大出力を出せるわけではありません。
また、[女神]名称にはリソースに赤単色を要求しないレンジ2を付与できる『錦秋の女神 竜田姫』がB30で追加されており、複色の女神デッキを公式から提案されているように思います。
今回は『ミラージュシャドウ ベラトリクス』を採用した複色の女神デッキを考えてみます。
盤面にあるコスト4の女神を『ミラージュシャドウ ベラトリクス』に置き換える事で次の行動に備えて手札を整えることができます。
『烈日の猫女神バステト』の場合
『烈日の猫女神バステト』登場で手札-1(計-1
登場時効果で手札-1+1(計-1
電影効果で『ミラージュシャドウ ベラトリクス』登場で手札-1+1(計-1
登場時効果で+1(計±0
盤面に『ミラージュシャドウ ベラトリクス』が残り、手札が2枚入れ替わりました。
『運命を廻す女神フォルトゥナ』の場合
『運命を廻す女神フォルトゥナ』登場で手札-1(計-1
登場時効果で手札+1(計±0
電影効果で『ミラージュシャドウ ベラトリクス』登場で手札-1+1(計±0
登場時効果で+1(計+1
盤面に『ミラージュシャドウ ベラトリクス』が残り、手札が1枚増えました。
リソースに[ブレイバー]が5枚あれば手札をさらに1枚増やすか相手に5000ダメージ与えることもできます。
『伝承の女神サンタ・クルス』の場合
『伝承の女神サンタ・クルス』登場で手札-1(計-1
登場時効果でデッキトップ操作
電影効果で『ミラージュシャドウ ベラトリクス』登場で手札-1+1(計-1
登場時効果で+1(計±0
盤面に『ミラージュシャドウ ベラトリクス』が残り、手札が1枚入れ替わりました。
『伝承の女神サンタ・クルス』が[ブレイバー]の効果で登場していなくても操作したデッキトップを引くことができます。
デッキレシピ
電影女神あづみ
E21で新たな女神が増えました。
- 『風紀を守る女神セレネ』
リソース6以上で、自身以外のコスト5以上の[ブレイバー]を破壊することでデッキトップ3枚の中から同名以外の[ブレイバー]をNSに登場させることができます。登場させたゼクスはターン終了時に手札に戻ります。
自壊ができて、踏み倒しもできて、手札も減らない女神です。
おわり
『ミラージュシャドウ ベラトリクス』には可能性があると思います。
女神デッキでは4コスト[女神]の使い回しによって手札が減らなくなり安定性が向上しました。