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考え事

デッキを作ろう「黒剣バラハラ」

ハンデスを捨てた黒剣

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『黒剣竜 悪辣のガナドル』

P『バラハラ』指定と引き換えに強力な黒剣サポート能力をもらいました。黒剣の問題点であった高コストの相手ゼクス破壊しなければならない問題を解消する公式回答はトラッシュの黒剣コスト軽減でした。

反魂能力で登場させたいゼクスはコスト6や7であるため、相手のコスト6や7を破壊しなければいけませんでしたが、コスト4や5を破壊すればよくなりました。『黒剣竜 悪辣のガナドル』でコスト5を攻撃破壊するだけでコスト7ゼクスの反魂が誘発する、これによって簡単に相手にリソース枚数よりも高コスト高パワーのゼクスを押し付けることができるようになりました。

『黒剣竜 悪辣のガナドル』自身も[クルーエルドラゴン]に相応しいトラッシュから低コスト登場できる能力を持つため、トラッシュを肥やす行為が全ての行動に繋がります。登場させたい手札にある反魂持ちゼクスをトラッシュに置けるのもかみ合っています。

 

デッキレシピ

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構築方針

反魂1と反魂2の1コスト差は大きいです。このデッキは基本的にリソースの枚数分の行動しかできないため、反魂2で1体登場させるより反魂1で2体登場させた方がスクエアを埋めて返しのターンの行動を制限することができます。

  • 『黒剣竜兵 薙ぎ払うアチャ』

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実質0コストで1面埋めることができ、コスト7でパワー10500なので相手に簡単に処理されない凄いゼクス。問答無用の4枚採用。

  • 『黒剣八魂 ルースプリヴァル』

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スクエアを2つ埋めることができること、破壊効果を使用してから待機している他の反魂能力を使用することができるため、反魂2ですが採用しています。反魂1よりは優先度が下がるため3枚に抑えています。

  • 『黒剣王 進軍のアヴァンツ』

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反魂1なので4枚入れたいのですが、同名が1体しか登場できないため3枚に抑えています。

  • 『黒剣兵 蠢くメネオ』

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このデッキで一番活躍するゼクス。手札にあってもトラッシュにあっても仕事ができるため、問答無用の4枚採用。

『黒剣竜 悪辣のガナドル』がいれば相手のライフから登場したコスト2や3を倒した場合にも反魂1を誘発して登場させることができ、イデアドライブも超えることができるため、詰め時点ではトラッシュに数枚いて欲しいゼクスです。

  • 『リリーメイド リーリエ』

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0コストで1面埋めることのできるカードとして採用しています。リソースが残っていない状態でVBを踏んだ場合のことをケアするためにPSにも登場させることのできる『リリーメイド リーリエ』を選択しました。『憎悪の呪剣カースドソウル』でも面を埋めることができますが、PSには登場できません。

  • 『見習い巫女 テオゴニアス』

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『黒剣竜 悪辣のガナドル』をパワー11000にすることができるシフト。自PS周りを9000で倒せないゼクスで囲まれた場合も突破することができるようになりました。

 

プレイ方針

  • 3ターン目、4ターン目に向けた行動

先行3ターン目、後攻2ターン目は『荒廃竜レルムレイザー』

先行4ターン目、後攻3ターン目は『黒剣竜 悪辣のガナドル』

 上記を目指して1ターン目、2ターン目はトラッシュを肥やす行動をします。

序盤の3コストの使い道として最優先となるのは『リバース・アルター レルムレイザー』(登場時トップ5枚から2枚)のプレイです。

2ターン目の4コストは『黒剣八魂アジルスランバー』(攻撃時2枚)か3コストでゼクスをプレイ(1~2枚)+1コスト『黒剣兵 蠢くメネオ』(2枚)で使いましょう。

後攻2ターン目は1コスト『黒剣兵 蠢くメネオ』+2コスト『荒廃竜レルムレイザー』(『黒剣兵 蠢くメネオ』回収)+1コスト『黒剣兵 蠢くメネオ』で動くこともできます。

 

  • 『黒剣竜 悪辣のガナドル』から始める面展開

基本は空のPSに『黒剣竜 悪辣のガナドル』を登場させます(2コスト)。隣接スクエアのコスト5以上を戦闘破壊し、7コストゼクスの反魂を誘発させます。

『黒剣竜兵 薙ぎ払うアチャ』は相手PSに隣接しない相手ゼクスに攻撃できるスクエアに登場させます。相手PSに4500以上のゼクスが存在する場合は相手PSを攻撃できるスクエアにも登場させます。(相手を攻撃破壊することで実質0コスト消費になります)

『黒剣竜兵 薙ぎ払うアチャ』で攻撃破壊するゼクスがコスト4や5以上でない場合は『黒剣八魂 ルースプリヴァル』や『黒剣王 進軍のアヴァンツ』も登場させます。『黒剣竜兵 薙ぎ払うアチャ』の攻撃破壊で誘発した反魂で登場させることができるのであれば、スクエアが空くのを待つのも有効です。

相手PSを4500で突破できるのであれば、『墓城七姫 四の姫サリア』や『黒剣八魂 ルースプリヴァル』から登場させた『黒剣兵 振るうサクディル』で突破しておくと『荒廃の名乗りレルムレイザー』で破壊して面を空けることができます。

『黒剣竜 悪辣のガナドル』がいればコストが下がっているので、『黒剣八魂 ルースプリヴァル』から元々がコスト4の『黒剣八魂アジルスランバー』や『黒剣兵 蠢くメネオ』を登場させることもできます。

4ターン目以降であれば、0コストで『混迷のイデア クレプス』を登場させることもできます。

 

  • 『黒剣八魂アジルスランバー』『黒剣八魂 ルースプリヴァル』能力での[黒剣]回収対象

基本的に回収したゼクスは『荒廃竜レルムレイザー』と『黒剣竜 悪辣のガナドル』のコストとして使用するため、トラッシュで仕事をしない『黒剣八魂アジルスランバー』を選択します。

コストに余裕があってトラッシュの準備が不足している場合は『黒剣兵 蠢くメネオ』を回収してもよいですが、『黒剣兵 蠢くメネオ』は反魂1で登場させたいゼクスでもあるのでトラッシュに存在しない状態が発生しないように注意が必要です。

 

  • 自壊して連続攻撃する方法

『荒廃の名乗りレルムレイザー』でコスト3以下のゼクスを破壊して面を空けることができます。

『踏み荒らすデヴァステート』を採用すれば多くの面を空けることができますが、手札に回収する手段が限られているため不採用としています。

『黒剣兵長 熟達のエクスペルトー』を採用すれば面を空けることができますが、[黒剣]以外のカードも多数入っているため確実性がないと判断して不採用としています。

 

おわり

ハンデスを捨てることで反魂が大型ゼクスを大量に展開できるようになりました。

やっと反魂が発表された時に期待していた盤面を作ることができるデッキになりました

構えるデッキには弱いので、面を作って押し切りましょう。

 

今回のレシピは4桁を超えるパーツも少なく安価に作ることができます。デュナミスが多少値段しますが、最悪高いパーツが無くても回るので気に入ったら揃えるのもありだと思います。